危険性評価試験
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自然発火性試験


(消防法危険物 第3類)
(化学物質危険性評価 自然発火の危険性)
(国連勧告 [クラス4.2(自然発火性物質)の試験])

1.消防法・化学物質(固体)
磁製カップの上にろ紙を置き、試料 1cc をのせて、10分以内に自然発火するか観察します。(n= 5回) 1回でも発火すれば「ランク1」です。

自然発火しない場合は「危険性なし」です。

自然発火試験1

2.国連勧告(固体)
試料 2〜3cc を 1m の高さから無機質断熱版に落下させ、落下中、または落下後 5分以内に自然発火するか調べます。(n= 6回)

自然発火試験2

3.法・化学物質(液体)
磁製カップの上に試料 0.5ml を注射器で 30秒間で滴下し、10分以内に自然発火するか観察します。(n= 5回)
1回でも発火すれば「ランク1」です。

自然発火しない場合、磁製カップの上にろ紙を置き、試料 0.5ml を注射器で 30秒間で滴下し、 10分以内に自然発火するか調べます。(n= 5回)
1回でも発火すれば「ランク1」です。
1回でもろ紙を焦がせば「ランク2」です。
ろ紙が焦げなければ「危険性なし」です。

自然発火試験3

4.国連勧告(液体)
磁製カップに珪藻土またはシリカゲルを高さ 5mm まで充填し、試料 5ml を滴下し、5分以内に自然発火するか調べます。(n= 6回)

自然発火しない場合は、磁製カップの上にろ紙を置き、試料 0.5ml を滴下し、5分以内にろ紙を焦がすか調べます。(n= 3回)
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