第6類燃焼試験(消防法危険物 第6類)
消防法第6類の酸化性液体類に該当するかを調べます。
1.最初に標準物質の燃焼時間の測定を行います。
平底蒸発皿の上に木粉15gを円錐形に盛り、90%硝酸15gを注射器で均一に注ぎます。1,000℃に熱したニクロム線で着火して完全に燃え尽きるまでの時間を5回計測し平均燃焼時間を求めます。
[写真1] 点火中の試料
2.試料の平均燃焼時間を調べます。
木粉 15g と 試料 15g ・・・ 5回
木粉 6g と 試料 24g ・・・ 5回
3. 15g と 6g 、それぞれの場合の平均燃焼時間の短いほうが、標準燃焼時間よりも短ければ第6類危険物と判定されます。
[写真2] 着火した試料
